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サムターン回しと防犯対策

空き巣の手口はピッキング、サムターン回し、カム送り開錠などがあります。
今回、サムターン回しについて説明したいと思います。

サムターンというのは、ドアを閉めて内側からロックするときに回す、取っ手の近くにあるつまみのことです。
サムが「親指」、ターンは「回す」という意味で、サムでターンする錠ということで、それを外側から、特殊工具を入れて、回して開錠することをサムターン回しといいます。

空き巣は、ドアスコープを壊し、そこから針金などの工具を差込み、手探りでサムターンを回して開錠してしまいます。
ドアについている新聞受けや、覗き小窓を破壊して、そこから手を入れてサムターンを回すという手口もあります。

手動ドリルでドアノブの横に穴を開け、そこから工具を入れ、サムターンを回す手口もあります。
ドアとドア枠のほんの数ミリの隙間からサムターンを回してしまう、手慣れた空き巣ならば開錠に5秒とかからないとのことです。
ドアに傷もついていないため、鍵をかけ忘れたと思う被害者もいるくらい巧妙です。

ピッキングに強いシリンダー錠などを備えつけていても、まったく効果のない手口で、関東を中心に2002年ごろから、被害が広がっていますが、関西でも被害が急増しています。

最近では、サムターン回しで開錠し、部屋を荒らすことなく金品を盗み、その後、サムターンを逆に回して(逆サムターン回し)施錠し、逃走するという手口も増えています。
その場合、被害者が被害に気づかないままのこともあるとのことです。


☆サムターン回しへの対策


空き巣の7割は、侵入に5分以上かかる家には侵入を諦めるというデータがあります。

その他の有効な方法は、

・サムターンをカバーする。
サムターンにカバーをつけ、サムターンに手や工具が触れるのを防ぎます。ドアに穴を開ける必要もなく、安いものでは500円ほどで販売されています。
リモコン操作でサムターンを固定させるストッパーという商品もあります。
・サムターンをとりかえる。
サムターンを押さないと回らないものなどにとりかえる方法があります。
・鍵穴のない鍵をもう一つつける。
暗証番号やリモコンで開く錠が販売されています。
・その他、空転するので外側からはずせないドアスコープや、「サムターン強化対策ドア」と書いたステッカーを錠部分に貼り、視覚的にアピールする。

などさまざまな方法があります。

サムターン回しに対抗する、防犯商品も多数販売されるようになりました。

いま一度、ご自宅の錠の形を確認し、防犯対策を考えましょう。

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