カム送り開錠というのは、特殊な工具を使って、錠シリンダーを迂回し、直接錠ケースに働きかけ、デッドボルトを作動させて開錠する手口のことです。
「バイパス開錠」とも言われています。
約3年前に「ピッキング」がクローズアップされたことで、ピッキングに強いシリンダー錠が開発され、出回るようになって、出てきた新しい手口が「サムターン回し」と「カム送り開錠」です。
この「カム送り開錠」も、「サムターン回し」と同じように、ドアに傷がつきにくいので、被害者が空き巣の侵入に気づかず、被害の発見が遅れるという事態がおきます。
気づいても鍵の閉め忘れだと勘違いしてしまうこともあるというくらい巧妙な手口です。
国内4社の計15種類の錠がこの「カム送り開錠」で開錠できると発表されています。
それらの錠の特徴は、鍵穴を覆うカバーを動かすと、ドアとの間に隙間ができるタイプのものです。
この隙間から空き巣は特殊工具を差込み、「ケース」という内側の箱型の装置の「カム」と呼ばれる部分に直接働きかけ、回転させるからです。
その対応型番は、警視庁のホームページで確認できます。
4社とも「カム送り開錠」への対策済みへのモデルチェンジを終えましたが、これまでに900万個が販売されているそうです。
☆カム送り開錠の対策
カム送り開錠とは、特殊な工具を使って、錠シリンダーを迂回し、直接錠ケースに働きかけ、デッドボルトを作動させて開錠する手口のことです。
「バイパス開錠」とも言われています。
カム送り開錠されやすい錠とは、鍵穴を覆うカバーが動き、動かすとドアとの間に隙間ができるタイプのものです。
国内4社の製造で計15種類の錠がこのタイプであると発表されました。
対策としては、カム送り解錠の工具が中に入り込めないように、「ケース」の穴の開いている部分に金属の部品(スペーサー)でフタをする方法が有効です。
各メーカーで純正の部品が販売されており、費用は6,300円ほどです。
シリンダーにカバーをつける方法もあります。シリンダー自体に触らせないようにできるからです。
この場合、カバーにさまざまな種類があるので、値段はいろいろです。
面付けタイプの補助錠をつける方法もあります。
ドアの内側に面付け補助錠をつければ外側からバイパスはできません。
特殊な錠をつければ、他の空き巣の手口であるピッキングやバールこじあけなどにも強くなります。費用は、15,000円から36,000円ほどです。